1953年公開の小津安二郎監督による歴史に残る名作。
英国映画協会の「映画監督が選ぶ史上最高の映画ベストテン」で1位を取ったこともある、世界的にも評価されてる作品。
70年も前の映画なのに、今観て…
人と人の間にあたたかい共感が流れ、互いに敬意を持っていた、70余年前の物語。
古き良き日本を、風景のみならず、言葉の端々からも堪能できる。
安易に過去の時代を持ち上げて美化し、全肯定する態度は控え…
- 初小津
- モノクロ作品ということで身構えていたのだけど、意外にも思い描いていた戦後というよりかは、そのイメージと現在のちょうど中間の位置にあたる家族観を見ている感じでむしろフレッシュな印象すら…
断片的に残っていた記憶に比べて格段に画質・音質が良くなっていた。団扇の上に高峰秀子が特別出演していたと初めて気付いた。小津流の洒落なのかな。とにかく映画全編が沁みて、無邪気に草をむしる孫に寂しさを語…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
数年ぶりに2度目の視聴
初めて観た時は大学生だったため白黒映画を観たこともほとんどなく独特のテンポに慣れなかったが改めて見直すとどこかずっと胸を締め付けるような寂しさがあって何度も泣いてしまった
原…
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