生血を吸う女の作品情報・感想・評価

『生血を吸う女』に投稿された感想・評価

陰鬱なオランダの風景の中の不気味な風車小屋で展開されるグランギニョール。俳優は誰一人知っている人はおらず、劇は謎の教授の娘を巡り展開していく。最後は燃える風車の中に全て消えていくが、当時、映画館で観…

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DM. 25-16。イタリア語版。字幕なし。

1960年の作品なんだけど、この年にはマリオ・バーヴァの『血ぬられた墓標』も公開されている。いやすごい年なんだな。

黒沢清・篠崎誠の『恐怖の映画史』…

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黒沢清と篠崎誠の本作についての対話を読んでから作品をみるという授業の一環で

途中そこそこつまんない時間も多いけど
黒沢清の言う「死の機械」がみられて良かったし、たしかに最後の蝋人形が解けて人間の死…

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これは面白い。ベルトコンベアで次々運ばれては燃やされる人形!運動と静止の戯れ。
口で吸うわけではない

噂に違わぬ映画史上に残る地下実験場。赤髪の女が人形化する昏睡場面や見世物など、静止=死に直結の非情さがたまらん。
『アルチバルド・デラクルスの犯罪的人生』を物量で進化させたラストの人形焼け落ちシーン…

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3.0

YouTubeで観たせいか字幕がヒッチャカメッチャカでワケワカメでした。遊園地特有の不気味さを完璧に描写していて◎。ラストの人形メラメラをみて『追悼のざわめき』ダッチワイフメラメラを思い出した。Yo…

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4.4
大傑作。美しく不気味な人形、巨大な風車、輸血。そしてかなしみと恍惚が入り交じる最高のラスト。救われた女性も自分には人形みたいに見えた。

回る歯車、回る風車、そして動き出す蝋人形たち。
愛をベースに繰り広げられる
生(現在)と死(過去)が
ときに歯車や風車のように円環的に繋がるスペクタクル。
黒沢清氏のオールタイムベストということも

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【初】2024/05/28 鑑賞

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