狂った一頁に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 33ページ目

「狂った一頁」に投稿された感想・評価

日本国内では正規の手段で見る方法がないし著作権も切れてるからまあ良いでしょうと某動画サイトで鑑賞。


狂人たちに仮面を被せていくラストは主人公の爺さんなりの「救済」なのだろうが、観客の目にはとても…

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映像芸術としてとても勉強になる一本です。現実と妄想と幻想が入り交じり、狂気と理性の間を行ったり来たり。フリッツラングのメトロポリスより少し前に作られていることも興味深いです。
遥

遥の感想・評価

3.6

白黒のサイレント映画で鑑賞時間は約1時間。当時の古さを思わせる作りじゃなく映像の撮り方に二重露光を使ったりとセンスのよさよ。
精神病院の人々の不気味な感じと主人公の理性と幻想の狭間。奇妙で不気味で狂…

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日本初のアヴァンギャルド映画。舞台が精神病院ということもあり『カリガリ博士』との類似が指摘されることも多いけれど、衣笠監督曰くこの時にはまだカリガリは見ていなかったらしい。患者の妄想が視覚化されたり…

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しお

しおの感想・評価

3.7
精神病棟の風景に狂気を溶け込ませるこの技術と表現力が、この時代にここまで存在していたという畏怖。
光の反射や画面の切り替えの美しさもさることながら、お面を被った踊り子の異様さが何より際立っていた。

このレビューはネタバレを含みます

まず1926年、大正15年の映画が今観れるという事実に感謝や。

当然のごとくモノクロで、サイレント映画。そんでもって舞台が精神病院っちゅうことで、まぁビデオにはなかなかありつけへん作品やな。探すの…

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yumi

yumiの感想・評価

3.5

授業で観たもの。めちゃめちゃアーティスティクなトーキー映画。アバンギャルドな映画としてこれを観たけど確かに新感覚だ。途中途中退屈だし、ワザとなのか現実も妄想の世界の線引きがなく物語が進んでいく為、訳…

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keishey

keisheyの感想・評価

3.1
活弁士がつくもしくはトーキー映画だったらまた違う見え方がするのかな。
戦前なのにどこでそんなアバンギャルドな思想を学んだのかっていう。
ドント

ドントの感想・評価

3.9

1926年。スゴイ。スゴイぞ。大正時代、新感覚派の作家たちと衣笠貞之助監督が商売度外視で作り上げた奇妙キテレツ映画。子を事故で亡くし精神を病んだ妻を思い精神病院で働く男の見る患者たち、来訪する結婚を…

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Kana

Kanaの感想・評価

3.7
片岡一郎(活動弁士)×菊地成孔(音楽)で鑑賞。無音の状態では観ていないのですが、鳥肌が立つほど素晴らしい組み合わせでした。次は無音で観てみようかと思います。

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