このレビューはネタバレを含みます
白飛びした真っ白な肌と、そこに浮かぶ黒い瞳が何とも不気味。扱けた頬や弛んだ泪袋などに刻まれる陰影。ライティングしかり、モノクロ映画の表現の幅を限りなく使った作品だ。終始登場人物たちの顔から眼が離せな…
>>続きを読む無声映画。衣笠貞之助が川端康成と共に作った作品。
無声映画だけど見ていて飽きない。多重露光、キアロスクーロ、二重写しなど当時の限られた編集手法でここまで目を離せなくしたのはすごいと思う。電子ドラッ…
海外からDVD買ったけど、皆さんが見てるものと同じ?合ってる?
大正時代にこういう精神があったことが、人の感覚っていつの時代でも共通するもんなんだなという感じ
技法の駆使、オーバーラップ、多重露…
さっき急いで観たけどめちゃめちゃよかった
表現主義的な演出がポイントの映画かと思ってた(もちろんそこもめっちゃよかった)けどそれ以上に視線の動かし方とか晴れやかな笑顔とか、顔面の演技が思っていたより…
無声映画なので「白黒で音楽がずっと流れててセリフが字幕で時差でついてくる」と思っていたらまさかのずっと無音で1時間18分!しかも無音なはずなのに視覚的な演出がすごくてなんかずっとうるさい(いい意味で…
>>続きを読む<概説>
精神病棟にいる妻と小間使いの夫。二人の狂気は絡み合いながら、赤煉瓦の内側で苛烈な物語を紡いでいく。
今尚傑作と名高い日本サイレント映画の金字塔。
<概説>
最初夢野久作あたりが好みそ…
精神病院にて雑用係に従事している老人が、愛娘の結婚報告をきっかけにして、入院患者である妻を病棟から逃がそうとする。衣笠貞之助、川端康成を筆頭にする、新感覚派によって製作された、大正15年度の前衛映画…
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