狂った一頁に投稿された感想・評価 - 69ページ目

『狂った一頁』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

白飛びした真っ白な肌と、そこに浮かぶ黒い瞳が何とも不気味。扱けた頬や弛んだ泪袋などに刻まれる陰影。ライティングしかり、モノクロ映画の表現の幅を限りなく使った作品だ。終始登場人物たちの顔から眼が離せな…

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解説見ないと全然ついていけなかった 狂気と恐怖大爆発みたいな映画
男

男の感想・評価

3.7
製作陣のメンツが豪華すぎて笑った。

日本初の前衛的な映画らしい。

精神病患者の視点を映像化している所が自分には新鮮で面白かった。

セリフ付きバージョンもみてみたい。
あらき

あらきの感想・評価

5.0

無声映画。衣笠貞之助が川端康成と共に作った作品。

無声映画だけど見ていて飽きない。多重露光、キアロスクーロ、二重写しなど当時の限られた編集手法でここまで目を離せなくしたのはすごいと思う。電子ドラッ…

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未々

未々の感想・評価

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海外からDVD買ったけど、皆さんが見てるものと同じ?合ってる?

大正時代にこういう精神があったことが、人の感覚っていつの時代でも共通するもんなんだなという感じ

技法の駆使、オーバーラップ、多重露…

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さっき急いで観たけどめちゃめちゃよかった
表現主義的な演出がポイントの映画かと思ってた(もちろんそこもめっちゃよかった)けどそれ以上に視線の動かし方とか晴れやかな笑顔とか、顔面の演技が思っていたより…

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無声映画なので「白黒で音楽がずっと流れててセリフが字幕で時差でついてくる」と思っていたらまさかのずっと無音で1時間18分!しかも無音なはずなのに視覚的な演出がすごくてなんかずっとうるさい(いい意味で…

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リカビ

リカビの感想・評価

3.6
学校の課題のために観た
1926年の映画なのに、今の人がみてもかなり新感覚な映画。
小間使いの夫の笑顔が可愛らしいのだけど、いきなり空虚な顔をするからこの映画の混沌とした雰囲気と相まってかなり怖い

<概説>

精神病棟にいる妻と小間使いの夫。二人の狂気は絡み合いながら、赤煉瓦の内側で苛烈な物語を紡いでいく。
今尚傑作と名高い日本サイレント映画の金字塔。

<概説>

最初夢野久作あたりが好みそ…

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精神病院にて雑用係に従事している老人が、愛娘の結婚報告をきっかけにして、入院患者である妻を病棟から逃がそうとする。衣笠貞之助、川端康成を筆頭にする、新感覚派によって製作された、大正15年度の前衛映画…

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