川端康成原作のアヴァンギャルド映画。
表現主義的だという前評判は知っていたが、無声映画で白黒で文字による語りもほとんどないこの作品でどのようにそれを表すのだろうと疑問だった。しかし、観てみると役者の…
白黒のサイレント映画で鑑賞時間は約1時間。当時の古さを思わせる作りじゃなく映像の撮り方に二重露光を使ったりとセンスのよさよ。
精神病院の人々の不気味な感じと主人公の理性と幻想の狭間。奇妙で不気味で狂…
日本初のアヴァンギャルド映画。舞台が精神病院ということもあり『カリガリ博士』との類似が指摘されることも多いけれど、衣笠監督曰くこの時にはまだカリガリは見ていなかったらしい。患者の妄想が視覚化されたり…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
まず1926年、大正15年の映画が今観れるという事実に感謝や。
当然のごとくモノクロで、サイレント映画。そんでもって舞台が精神病院っちゅうことで、まぁビデオにはなかなかありつけへん作品やな。探すの…
カリガリ博士に影響を受けて作られたらしい。メトロポリスより前に日本でこんな作品作られてるってやばくない?歌舞伎とかの記録のために初期は映画とられてたのに。狂人の踊り子演じる南栄子さんがお美しい。カッ…
>>続きを読む暗闇の撮り方がカッコいい。内容はアバンギャルド過ぎるが徐々に物語の輪郭が見えてくる。映画の範疇にギリギリ留まっているところに職人気質な部分を感じたものの、冒頭のシーンが必要だったのかどうか自分には分…
>>続きを読む授業で観たもの。めちゃめちゃアーティスティクなトーキー映画。アバンギャルドな映画としてこれを観たけど確かに新感覚だ。途中途中退屈だし、ワザとなのか現実も妄想の世界の線引きがなく物語が進んでいく為、訳…
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