2005年公開
監督:ベネット・ミラー
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有名小説家が、ある一家惨殺事件を「ノンフィクション小説」化しようとして落ちてゆく深淵を描いたお話。
静かに、ゆっくりと進んでいくお話。カポー…
1959年11月、アメリカのカンザス州で実際に起きた一家殺人事件を基に、トルーマン・カポーティがノンフィクション・ノベルの傑作『冷血』を取材し書き上げるまでを中心に描いた伝記映画。殺人者が冷血なのか…
>>続きを読む主人公の声と仕草のオカマ臭い気色悪さが、演技というより役者の素がこうなのかもしれないとさえ感じたほど凄みがあった。
けど、それが110分眺めて楽しい物とは僕には全く感じられませんでした。
役者の動き…
正直初めの1時間30分つまらないと思っていた。
この映画は起承転結がわかりづらいというかは遅い。
だから後半は期待せず、惰性で見てた。
惰性で見ていたはずなのに、最後の30分彼から目が離せなかっ…
「同じ家にいたのに彼は裏口から出て、私は表から出た」
一家を惨殺した真犯人の一人にシンパシーを感じたカポーティが傑作と言われる【冷血】を書き上げるまでの物語。
犯人と「無二の親友」とまで思わせ…
2ヶ月前に『アラバマ物語』を観た。少女時代のネルの聡明さが、本作の作家として成功したネルの大人の女性としての凛々しさ、強さとつながっていた。アラバマ物語にも登場する少年時代のカポーティもいい味出して…
>>続きを読む人の心の孤独について描いた作家や作品は数多く存在しており、むしろ孤独に触れない作品のほうが少ないようにも思う。しかし、それを魂の領域にまで踏み込みながら、映像の質感として浮上させるように描いた映画監…
>>続きを読む「小説のための現実」でもあり同時に「現実のための小説」でもある。そんな葛藤の後ではもう、単なる「フィクション」なんか書けない。『冷血』が後の未完小説『叶えられた祈り』の接続点になっていることがよくわ…
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