作家トルーマン・カポーティの生涯を描いたものではなく、代表作にして最後の長編『冷血』の執筆秘話。
カポーティというよりは、エルトン・ジョンにソックリなフィリップ・シーモア・ホフマンの静かなる熱演が光…
カポーティの作品は若かりし頃に短編をいくつか通り抜けた。若かりし頃、なので、その世界観を理解したのかしていないのかわからないまま。
そして、いつか読もうと十年以上も本棚の片隅、定位置に積まれている『…
2025/35作目
カポーティがノンフィクション小説の元祖『冷血』を書き上げるまでを描いた映画。
『冷血』はカポーティに更なる名声をもたらしたが、同時にカポーティから書く能力を奪った作品でもある。
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カポーティの優雅な生活を描いた映画やと勝手に思い込んでたから、静かなテイストやったことに驚き。
監督が後々の「フォックスキャッチャー」の人やって知って納得した。
手持ちカメラで撮影されてる部分が多…
無知ゆえカポーティという人物を全く知らずに観て、この小説家が何がしたいのかいまいちついていけなかった。どの作品でも死刑執行のシーンの生々しさは心にザラザラとした感触が残るなと思った。もっと心理描写を…
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