西部戦線異状なしに投稿された感想・評価 - 52ページ目

入隊を志願するときの学生の高揚した表情と戦場での恐怖と衰退の表情のコントラストがすごい。
塹壕に敵兵が突っ込んでくる描写は怖かった。
1930年代にこれだけの反戦映画や文学ができているのに、第二次世…

戦場のリアルな悲惨さと、安全な場所から戦争について語る人々の温度差から戦争とはどんなものかを訴える作品。

教師から戦争に参加することの素晴らしさを説かれ兵士に志願した青年は、戦場で戦争の現実を知る…

一人の兵士となった青年を通じ、戦争のリアリティを淡々と描いた名作。タイトルの意味はラストシーンで分かる。

これは反戦映画なのだが、悲惨さを過剰に訴えかけたり説教臭かったりすることはなく、戦場におけ…

第一次世界大戦をドイツ視点から描いた明確な反戦映画。今と変わらないほどの爆薬量と歩兵たちが走って攻めていく様を横移動や俯瞰、前方からなど複数の視点で表現しているスピード感が凄い。1930年にして完成…

苦しい
過去のこと、本当にあった過去のこと、苦しい
配達員で気さくやった人も軍人になってしまって。
学校で先生に言われたように志願した生徒の高揚ぶり、そこから実際に戦地に初めて降りた時の目、そこから…

◯第3回アカデミー作品賞。

◯戦争映画の傑作。トーキーでは初の戦争映画なのでは？この時点でメッセージ性、戦闘シーンと戦争映画としての到達点にすでに達しているように思える。

◯時代を考えると役者陣…

2021年1月9日
『西部戦線異状なし』　　1930年制作
監督、ルイス・マイルストン。
製作、ユニバーサル・ピクチャーズ

第一次世界大戦の頃。
ドイツの学校。　
授業中に老教師が、懸命に愛国主義…

外側から語る人間は何も見ていない。戦場での兵士の顔も、そこで死んだ兵士の顔も。主人公はそれを見たから、戦争、愛国、英雄というイデオロギーから目を覚ました。倫理が起動した。だから彼は命に手を伸ばさずに…