ラルジャンのネタバレレビュー・内容・結末

『ラルジャン』に投稿されたネタバレ・内容・結末

足し算ではなく、引き算。な印象の映画だった。シュッとしてる
『悪は存在しない』で言ってた上流が下流に影響を及ぼす、というようなことが描かれておりやりきれない気持ちになりました

食堂でもめて机がバー…

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 登場人物全員の感情の起伏が少なくて、ちょっととっつきづらい。終盤の方で見知らぬ一家に居候することになった経緯もよくわからなくてついていけなかった。お金に振り回された人生でお金で破滅した一方で、そも…

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犬の上下運動で見せる、この世の悪意
ブレッソンの名が後世に残る理由が全て詰まっている

まさかこんなに息が止まるとは思わなかった

ふー、こわい...

巡り巡った偽札に、人生を狂わされてしまった男の話。

服役中に子供は病死し妻は去り、全てを失ってしまう男。哀れな男に同情する間もなく、出所後の男は金を奪うため殺人鬼へと変貌して…

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劇中での「神なる金」の言葉が印象的だった。物語においての罪の発生も、それに対する救済?(救われてはいないけど)も全て金が握っているという構造は金の持つ絶対的な力とそれが生み出す歪みを感じたし、以前授…

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映画好きと言いたいならブレッソンの作品を一つも観ていないとはもはや罪深いと咎められるのではないかと思ってしまう緊張感が遺作であるこの作品に漲っている。
映画として完成されすぎている

1人の少年が偽札を使ったことが、いつの間にか一家殺人にまで発展してしまうのが、抑えた演出のためにより恐ろしく、虚無。
話の内容がひどくて、撮り方は俯瞰されすぎてて、カットは巧妙で、独房の自殺と庭のシーンが美しい。
Blu-rayで鑑賞。
偽札を掴まされた青年が坂を転げ落ちるように生きていくストーリー。

出てくる人たち、小悪党ばかり。偽札を使う学生。会社の金を誤魔化す青年。
殺人を描かないこと…それにどんな効果があるのかいまいちわからなかった、でもブレッソンは映画に効果を求めていないと聞いて、もうどうしようもない
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