【1954年キネマ旬報日本映画ベストテン 第10位】
『煙突の見える場所』の五所平之助監督作品。水上滝太郎の同名小説を原作とする。東京から大阪へ左遷された男が逗留する酔月荘を中心に繰り広げられる人情…
五所平之助で一番好きや〜!名作邦画や!
これが大阪の本質なんやろなあ、と思える、
上品できれいだけど地に足のついた上方の言葉
ほんまにいい
女の人たちみんないい
しっかり生きるからこそのすれ違い…
◎世評は高いが大阪らしくない大川端商人宿盛衰
1954年 新東宝 モノクロ 122分 スタンダード
*僅かにホワイトノイズあれど鑑賞に支障なし
新東宝は1955年に社長となった大蔵貢をはじめ19…
傑作だけど、見れば見るほど居心地の悪くなってくる感じは小津や成瀬とは違うし、溝口よりいい意味で俗っぽいドラマという印象だった。三好栄子演じる成金的根性論を振りかざす女将もいいけど、その女将のせいで確…
>>続きを読むとても好きだった。題材としては労働者階級のうだつのあがらない話なんだけど、悲劇としてばかり描かれておらず、前向きな展開が良かった。ちょこちょこお笑いポイントもあって、観やすかった。「いいんだ、俺たち…
>>続きを読む