このレビューはネタバレを含みます
タイトルでもう痺れちゃう
三国人と呼ばれた人々からしたらどう映るのだろうか..
安藤昇の何かが棲んでいるような眼
時代に闘いにもまれながら、「つけて、一本」と飲みにくる看護婦中原早苗の逞しさ、良い、…
画作りで話のゴタゴタ全然気にならなかったな
それぐらい強力な時空間の演出力がある
一番好きなのは、先生とマキと柴田を見つめる看護師の一瞬のカット 目と肌が凄い
何度も作中で話の中心にいない人物が送る…
相米慎二も邦画オールタイムベスト10本の1つに挙げていた加藤泰監督による“舐めてた医者が実は殺人マシンでした映画”の傑作。
まず関係ない話からすると“藤岡弘”って“藤岡弘、”に改名したんだなぁ。
…
医者の横顔には凄惨な傷痕が。それは彼の数奇な半生を語る履歴書だった。終戦直後の闇市の猥雑さに時代の熱を感じ、クライマックスで人間兵器と化した安藤昇の暴れっぷりに慄く。加藤の十八番、ローアングルカット…
>>続きを読む戦後日本の混乱期を舞台にしたことにより、観るべき作品になっている。あの時の日本が、どのような状況だったのか?もちろん、これが日本の全てではない。しかし、一端ではある。
脚本は、かなり説明臭い。なにか…
いや〜格好いい映画だなあ。仁王立ちの脚の隙間から見える痛めつけられる人間。暴力が発生すると上昇するがめんの密度。ノリノリで暴れる菅原文太。時計の針。生々しい肌。
振り向き、奥の部屋へと歩いていく安藤…
安藤昇が闇市の地主で医者。医者なのに闇市をめぐって三国人との抗争。
まずこんな目座った医者いたら絶対やだし拳ダコに傷だらけの体の俳優も今後見ることことなさそう。
チンピラ役の菅原文太がひとりだけ…
伊丹十三が後半いきなり学生服姿で現れて「三国人」たちをぼこぼこです。強すぎてびびりました。その殺陣がテンポよくなんだかおもしろかったです。安藤昇はもしかしたらやくざ役より今回のようなやくざじゃない役…
>>続きを読む加藤泰の松竹映画。東映のイメージが強かったのですが後年は、松竹がホームグラウンド。安藤昇主演の映画を松竹が作っていたとは。大宅壮一の題字がいきなり目に入り、第三国人の傍若無人さに立ち上がり、弟が先に…
>>続きを読む松竹株式会社