光州事件のことは全然知らなんだ…
し、それがベースの映画とも知らなんだ…
知らないで観ると、
ちょっと物足りな…いや、過剰感が。
あとお尻が爆発します(長い)。
ただしソルギョングは
後半にな…
章ごとにジャンルが変わる北野武×岩井俊二風の走馬灯映画。
正直『ジョーカー』みたいな全部失った男の復讐劇みたいなのを予想してたんだけど実際は全然違かった。
どんどん巻き戻っていく時間軸にちょっと…
このレビューはネタバレを含みます
冒頭と逆行する列車から、これは彼の走馬灯であることがわかる。あの頃の韓国を背景にして、物語は過去へと進んでいく。合わせて映像(フィルム)もなんとなく古くなっていくような。その映像のカメラワークもまた…
>>続きを読むシーンや感情の揺れ、俳優の表情、なんと緻密な映画。。
乾いた暴力の中に咲く花。。
最初はこんなクズだから人生そうなるんだろ?と思っていたんだけど自分にももしかしたらこういう人生の選択をすることにな…
このレビューはネタバレを含みます
時系列遡ることで、彼が辿った人生を追体験するのだけど、人間は環境でどんどん変わっていくし、変わらないものもある。
彼が戻りたいって言ってたのは一体いつだったのかなって思うと、1番羽振りの良かった時…
何故この男は死ぬ事を選んだのか?
それまでの人生を追体験して行きます。
こんなに暴力的でどうしようもないクズ男がかつては純朴な青年だったなんてね。
人生ってのは何が起きるか分からない訳で
あの…
時間は不可逆なもので、人生はやり直したくてもやり直せない。
なのにこの映画は、悲惨な結末を迎える男の人生をどんどんと巻き戻して見せていく。いくつもの分岐点で、冒頭の彼がなぜ「ああなのか」を理解させて…