麦秋の作品情報・感想・評価・動画配信

『麦秋』に投稿された感想・評価

4.1
5,430件のレビュー

1951年製作の映画。小津安二郎監督作品。『紀子三部作』と呼ばれる作品の一つ。

間宮家は周吉と妻志げ夫妻、長男の康一とその妻史子とその間に生まれた息子2人、そして独身の長女紀子で暮らしている。
紀…

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nnn
4.1

結婚により変わっていく家族の物語。
当時は女性がお嫁に行くことが当たり前で、未婚の女性は家族や身近の人から心配され、ものすごいプレッシャーを感じていたことが分かった。登場人物の会話が面白く、コメディ…

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東北行きを決めた後、杉村春子が半ばあきらめつつ、自分が思い描いていたありえたかもしれない未来を原節子に語る。

実は杉村春子に話を打ち明けられた時、初めて自分の気持ちに気づき、結婚を決めたのだと、後…

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このレビューはネタバレを含みます
・女性たちのトーク ◎
 ・既婚組と独身組
・姉夫婦
・娘の縁談を進める
・唐突な嫁入りの決定
 ・家族会議 ◎
・家族写真

2025/08/12
4.2

小津安二郎作品は、タイトルと作品の雰囲気が類似しているので、本作を観たかどうか分からなかった💦(こーゆー時に鑑賞記録としてのFilmarksはありがたい)

観たと思っていたのは、「麦秋」でなく「晩…

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黒澤明や溝口健二の映画は一目みただけでその凄さが伝わるのだが、一連の小津作品(特に原節子と組んだ6作品)を見るとなんでこんなちんまい、(高尚と低俗のちょうど境目に位置する)映画が世界的に高い評価を受…

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hiroki
3.4

若返った笠智衆(47才)。原節子と兄妹、東山千栄子の息子という役柄。三世代同居家族の中で威厳を保っている(威張ってる)。毎度の原節子の結婚話だけど晩春と同じく相手が画面に登場することは無い。杉村春子…

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aya
4.8

アヤ「あんたお嫁に行ったんでしょ、だったらそのくらいのこと ね~ぇ♡」

紀子「そうよ当たり前よ ね~ぇ♡」

アヤ「旦那さまなんてみんなそんなもんよ、勝手なもんよ、だからわたしたちお嫁に行かないの…

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気まずいお茶漬け映画ランキング第1位

北鎌倉で暮らす間宮家では、適齢期を過ぎた娘、し紀子の結婚問題が大きな議題となっていた。当の紀子は大手の会社で秘書として働き、のんきに独身生活を楽しんでいる様子…

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hide
4.1

戦後昭和の原風景。大きなことは何も起きない。それでも惹きつけられるのは何故か。人を丁寧に描いているからなのだと思う。結婚がいいかどうかはこの時代の価値観として、人との優しく思いやれる関係こそが人の幸…

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