このレビューはネタバレを含みます
『雨月物語』に続いての、溝口作品二本立て(自宅での配信鑑賞)。
こちらの『近松物語』の方が、段違いに僕の好みには合う。
障子の格子や畳の縁(へり)、柱といった、画面を垂直・水平に区切る線が組み込…
近松門左衛門✕溝口健二。古典も古典なのに逃避行物としての緊迫感が凄い。
ちょっとしたことの積み重ねで、気がつけばお尋ね者に身を落とすおさんと茂兵衛。人の気持ちよりも家や体裁といった“形“が優先され…
数年ぶりに。大経師の罪悪が周縁にスライド/転化/償却していく過程が、そのまま映像として人物/風景を転写/昇華していく。
2020/8/8記載
死の瀬戸際においてこそ告白は完成し、恋は死とともに確定…
逃亡生活にくたびれて琵琶湖での自決を決意したおさんが、茂兵衛からの愛の告白を受けて再び生の活力を取り戻す。それからのおさんの茂兵衛へのラブラブぶりは凄まじく、二人で辿り着いた山小屋から、何も言わずに…
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