近松物語のネタバレレビュー・内容・結末

『近松物語』に投稿されたネタバレ・内容・結末

茂兵衛さんに告白された直後、死ぬのをやめるおさんさん。
あの分岐点の描き方が秀逸だなあと思いました。

セットのみならずロケーションのこだわりが異常。霊的なまでに幽玄な水辺と風になびく葦、此岸から彼岸へと渡る船は静寂に包まれ凪いだ水面は生者の国とは思えない儚く恐ろしい。そんな夢幻のような心中と対比され…

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4Kデジタル修復版。これも悲しい物語。山椒大夫とこれを続けて見たが、映像が本当に美しく、引き込まれてしまう。引き回しされる馬上の二人の晴れやかな顔はすごい。

溝口健二監督🤗✨

近松門左衛門原作「大経師昔暦」

豪華キャスト✨

おさんの兄と夫が腹立たしいです…。

茂兵衛とおさんの船のシーンは、とても美しくて「あの世」だとしてもおかしくないくらいの幻想…

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・絵の美しさは素晴らしい。セリフがちょっと聞き取りづらかった。
濱口竜介『他なる映画』から見た。演技が迫真すぎる。舟の向きが変わる瞬間すごい。でも正直、やっぱりまだ分からんかも。分からんというか、作品そのものに対して距離を感じてしまう。

近世文学に情が絆されて珍しく心が動いた。
封建秩序に反する好いた惚れたの話と大人の世界の嫌な秩序(いかにもサラリーマンが好きそうな話!)が同じ物語で展開されているのもよかったし、小舟のシーンで心中し…

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素晴らしすぎた…

ラストの長谷川一夫と香川京子の表情と握り合った手が忘れられない。

江戸時代に撮影したのかと思えるほどの奥行き

初の溝口健二作品、スクリーンで観れて良かった。言葉が難しく、早口…

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単なる駆け落ちでなく、次から次へと状況が悪化して(これが本当にのっぴきならない事情と偶然の積み重ねで…)二人で逃げる羽目になる前半はハラハラして面白い。湿っぽい恋愛劇から始まらないのが、この映画の…

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☆白黒で控えめな印象であるが、大変美術に凝った作品で、美しい。着物の柄が一人ひとり様々であり、主役の着物は一際派手である衣装や、掛軸や襖に描かれた絵が派手な点、障子の枠の種類が非常に様々である点にお…

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