かぶりつき人生に投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『かぶりつき人生』に投稿された感想・評価

3.0

〖1960年代映画:エロス:小説実写映画化:日活〗
1968年製作で、田中小実昌の同名小説を実写映画化で、旺盛な生活意欲で大阪に生きる母娘ストリッパーの姿を、オール・ロケ、オール・シンクロで描く異色…

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神代辰己のデビュー作。
イマイチパッとしないからこその初々しさ。

西村昭五郎の『花喰う蟲』同様、プロト・ロマンポルノ的作品。
ストリッパーである主人公の造形は、もろ伊佐山ひろ子とか芹明香がやりそうなキャラ。

階段を四つ足で登ってくる半裸の社長とか、不必要に不穏な…

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「行くな言うたかて行ってしまうやろな
あんた生き物そのものやしなあ」

もっと見づらいのを覚悟してたけど、かなり見やすかった!
冒頭すぐに、ざっくばらんな母とリアリストな娘というキャラクターが掴めて…

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mira
3.0
刺されて救急車で運ばれる→犯人が撃たれて倒れる→一緒の救急車乗る、のながれ意味わからんすぎておもしろかった。
3.0

266.2304

オープニングの「覗き見る目」が象徴するように、ストリッパー母娘の人生の一端を垣間見る印象的なカット。男にだらしない母を軽蔑しながらも、母と同じ道を辿っているように観察者=覗き見る…

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ろく
3.0

ゴダールの「勝手にしやがれ」を神代なりに咀嚼した結果の作品ではないか、観ていてそんな妄想が頭から離れなかった。

「勝手にしやがれ」は1960年、この作品は67年。ちょうど符牒はあっている。どちらも…

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ストリップで生計を立てながら男に翻弄される母娘の物語
ロマンポルノ以前のロマンポルノ

「大卒でぇ〜住友勤務でぇ〜」とかずっと言ってるけど50年前と今の価値観ってまるで変わってないのな

ムッチムチ…

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後にロマンポルノで大輪の花を咲かせる神代辰巳の初監督作品。日活はじまって以来の大コケと言われるほど当たらず、神代監督は雌伏を余儀なくされたとか。ストーリーはいま一つだったが、ワンショット内でライティ…

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masat
3.0

にっかつロマンポルノの前身の様な作品。
デビュー作は、その監督の全てが詰まっていると言われるが、(時にそのデビュー作を超えられないが)、その視線、その嗜好、その癖、すべてが神代。
彼は、巧い監督だっ…

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