どのカットも構図が綺麗でさすがでした。
身分が高いだけの人間がひたすらに人を見下し、自身の勝手な都合で殺す。ラストの、人数と畳みかける言葉たちで容赦なく詰めるのが気持ち悪くてよかったです。
結局…
イギリス貴族が住む邸宅の風景画を描くことを依頼された画家とそこに住む貴族の一族たちとの物語。
出かけただけの一族の主人がいつの間にか殺されてるかも?という話になって、次第に殺されたことになって、その…
ピーターグリーナウェイ監督作鑑賞2本目。
絵画のような整った構図は相変わらず。
その上で、上品ぶっていながらずっとどこかに粗野さと悍ましさが潜在しているところも、
流れが見えない話からはみ出す皮…
とても表層的な部分ではもちろん「貴族の裏にあるグロさ」というのがある。それは誇張したレベルでやっている風で、コントらしさも感じる。普通に謀の意図をベラベラ喋ってくるグロさもある。
画家が写実性を一…
英国の奇才、ピーター・グリーナウェイ監督作品。
学生時代に映画好きの先輩に勧められ「ZOO」「建築家の腹」「数に溺れて」「コックと泥棒、その妻と愛人」はVHSレンタルで鑑賞済みだが、自分には合わな…
ピーター・グリーナウェイ監督の初長編映画。格調高い雰囲気とマイケル・ナイマンのBGMが絶妙にマッチしているのは他の監督作品と同じで称賛に値する。イギリス庭園と構図がとにかく美しく世界観に浸れる。映画…
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