高貴な映画。
アートフィルムの巨匠、ピーター・グリーナウェイ監督作。
中世ヨーロッパの世界。
貴婦人に夫が帰るまでに12枚の絵を完成させろとある男が頼まれる話。
「殺人事件」とタイトルにつくが…
デッサンスケール込みの風景のカットが象徴するように、まさに絵画を描くように構図を決めてカメラを置く監督のこだわりを十分に感じられる。定点長回しのシーンが多いのも画で見せたい人なんだろな。ヨルゴス・ラ…
>>続きを読むブラックユーモアと淫靡と貪欲とシンメトリカル。トラウマ系エロ絵巻ピーターグリーナウェイ。UNextに初長編映画のThe Draughtsman's Contract(1982)があったので初めて見た…
>>続きを読む不思議な作品。ミステリかなと思うと、たしかにミステリ的に見えるのだけど、そうじゃないんだろうと思う。何を描きたかったのかはよくわからないし、ストーリーがどこまで重要なのかはよくわからない。退廃した貴…
>>続きを読むリアル小便小僧(ボカシあり)の巻
当時の時代背景に疎いので理解が追いついていかないまま展開していく印象です
終始眉間にシワが寄るようなお話の中カメラ固定の、さながら舞台を観てるような長回しの会話劇…
ピーター・グリーナウェイの長編第1作。12枚の画を描く依頼を受けた画家。その画の対象は依頼主の夫人が決めるのだが、そこには主人の死の謎、ヒントが込められていた。話は面白いはずなのだが、意欲が空回り。…
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