これほど恵まれた地位、名誉、富は絶対手放すわけにはいかないので、できるならこれくらいのことはやりたいだろうさ。この砦をいっちょ崩したれと企てた実力あるネヴィルもチェッカーの駒(draughtsman…
>>続きを読む彫像のふりをする道化師だけがこの屋敷で起きた一部始終を観察しながら、口をつぐみ続ける?なぜ?演出に意味があるのか?上流階級を侮辱し翻弄してきた傲慢な画家と上流階級に凝り固まった下劣な男達と巧妙な考え…
>>続きを読むどのカットも構図が綺麗でさすがでした。
身分が高いだけの人間がひたすらに人を見下し、自身の勝手な都合で殺す。ラストの、人数と畳みかける言葉たちで容赦なく詰めるのが気持ち悪くてよかったです。
結局…
イギリス貴族が住む邸宅の風景画を描くことを依頼された画家とそこに住む貴族の一族たちとの物語。
出かけただけの一族の主人がいつの間にか殺されてるかも?という話になって、次第に殺されたことになって、その…
ピーターグリーナウェイ監督作鑑賞2本目。
絵画のような整った構図は相変わらず。
その上で、上品ぶっていながらずっとどこかに粗野さと悍ましさが潜在しているところも、
流れが見えない話からはみ出す皮…
とても表層的な部分ではもちろん「貴族の裏にあるグロさ」というのがある。それは誇張したレベルでやっている風で、コントらしさも感じる。普通に謀の意図をベラベラ喋ってくるグロさもある。
画家が写実性を一…