観た事のない、李相日監督作品
というわけで鑑賞。
主役は逃亡中の犯罪少年。
どうにもならない、できない不器用な人間しか出てないし、映像が暗い…
だから当然、全体的に重い。
伝えたいテーマが何なのか…
主人公、松田周史(沢木哲)を中心とした、男女五人の群像劇。
五人それぞれがそれぞれに深刻な問題を抱えており、彼らが物語の中で絡まっていくことで、その問題ゆえのヒューマンドラマに面白さがある。相川美佐…
例えば同じく「子ども」の鬱屈した内情を描いた塩田明彦『害虫』『カナリア』などを想起しつつ、しかしそういった作品と比べて本作がさほど心に響かなかったのはこの映画が時流の波に揉まれて古びてしまったからだ…
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