妻•淡島千景がいるのに、同僚•岸恵子と浮気だと?
蒲田から丸ビルに通うサラリーマンの悲哀、夫婦のすれ違いと再生を描いた作品。主人公がなかなかの傲慢亭主ぶり。共働きというのに、自分の帰宅時にご飯が出…
そもそもなぜ本作に『早春』というタイトルをつけたのだろう。紀子3部作の『晩春』はまさに嫁ぎ遅れの娘紀子(原節子)を主人公にした名が体を表す映画だったが、『早春』というタイトルにあてはまる登場人物は、…
>>続きを読む子供を亡くし倦怠期を迎えた夫婦、サラリーマンの夫は毎日顔を合わせる仲間の女性と一夜を共にしてしまい・・・というストーリー。
監督には珍しい不倫というテーマで、しかもメインキャストもいつもと違うので…
【浦辺粂子のおでん、私も食べてみたい】
小津にしては珍しい不倫の話。でも今から70年近くも前の作品なのに、未だに不倫のネタって尽きない古くて新しいテーマ。
何か別に今の生活に不満はないけど、幼い…
戦後のサラリーマン・夫・父・友人としての困難を描く。
爽やかさのなかに暗鬱とした色調がある。
青木≪ウーム。でも、どんな奴生まれるかわかんねえからなァ≫
杉山≪そりゃ誰にだってわかりゃしないよ。…
4年ぶり4度目の鑑賞
何度も観ても素晴らしい作品
昭和30年代の良き時代
浮気は男の甲斐性ということで許された良き時代。
池部さんほどの真面目でよい男が岸さんみたいな綺麗な娘に迫られたらそりゃー無理…
同じような格好で同じように通勤する画一的なサラリーマンの姿。会社にとってサラリーマンは単なる歯車の一つ。代わりはいくらでもいる。急な転勤も命じられる。
対して奥さんは代わりがいない唯一無二の存在。…
松竹株式会社