早春の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『早春』に投稿された感想・評価

とし
3.8

令和5年1月10日
映画 #早春 (1956年)鑑賞

高度成長期、満員の通勤電車、丸の内のオフィス、ハイキング、不倫、労働組合、転勤、結核、煙草、酒・・・

今じゃあまり見なくなった昭和の光景が満…

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〜新文芸坐「モノクロ映画の美学」特集〜

ダークサイドオブ小津安。
と、までは言わないにしても、初見の本作は意外な発見に満ちた至福のスクリーン鑑賞で御座いました。

若い時分にはさっぱり入って来なか…

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まさ
-
サラリーマン
家庭第一にしないとね

蛍の光
3.2

妻•淡島千景がいるのに、同僚•岸恵子と浮気だと?

蒲田から丸ビルに通うサラリーマンの悲哀、夫婦のすれ違いと再生を描いた作品。主人公がなかなかの傲慢亭主ぶり。共働きというのに、自分の帰宅時にご飯が出…

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そもそもなぜ本作に『早春』というタイトルをつけたのだろう。紀子3部作の『晩春』はまさに嫁ぎ遅れの娘紀子(原節子)を主人公にした名が体を表す映画だったが、『早春』というタイトルにあてはまる登場人物は、…

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子供を亡くし倦怠期を迎えた夫婦、サラリーマンの夫は毎日顔を合わせる仲間の女性と一夜を共にしてしまい・・・というストーリー。

監督には珍しい不倫というテーマで、しかもメインキャストもいつもと違うので…

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4.3

【浦辺粂子のおでん、私も食べてみたい】

小津にしては珍しい不倫の話。でも今から70年近くも前の作品なのに、未だに不倫のネタって尽きない古くて新しいテーマ。

何か別に今の生活に不満はないけど、幼い…

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オリ
4.3

戦後のサラリーマン・夫・父・友人としての困難を描く。
爽やかさのなかに暗鬱とした色調がある。

青木≪ウーム。でも、どんな奴生まれるかわかんねえからなァ≫

杉山≪そりゃ誰にだってわかりゃしないよ。…

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2025-07-19 ぽすれん
池部良 妻 淡島千景いながら岸恵子と浮気
DVD 画面の縦横比ヘン
リマスタ版 観たい
3.9
小津安二郎が描く夫婦の物語
半世紀以上前の映画なのに現代にも通用する普遍性が小津映画の凄さというか醍醐味だね

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