詩人の血に投稿された感想・評価 - 4ページ目

『詩人の血』に投稿された感想・評価

HiromiA

HiromiAの感想・評価

3.5

 コクトーの創作活動の一環としての映画、そんな感じを醸し出すまるで詩のような映像作品でした。第3話は彼の小説「恐るべき子供たち」の冒頭のシーンの様だったし、ギリシア神話がモチーフになっていたり、表現…

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上映時間51分。ジャン・コクトー初期の映像作品という事もあってか、映画というよりも短編映像を組み合わせたアヴァンギャルドアートというような作品。
多様な死の表現を通じて、死の欲動(タナトス)とその先…

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sayas

sayasの感想・評価

4.4

没後60年ジャン・コクトー映画祭②4Kデジタルリマスターにて。
処女作にして前衛映画の傑作であり同時にアヴァンギャルド映画の代表作。後のヌーヴェルヴァーグの映画監督にも大きな影響を与えたという。コク…

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にけ

にけの感想・評価

2.5
ちょっと見るのがしんどかった。(眠くなった)ブニュエル方が面白い

詩人の血が流れているコクトーにとってこの作品は本当にアヴァンギャルドなものなのだろうか。俺からすれば『美女と野獣』の方がよっぽどアヴァンギャルドなのだが。主演の肉体美に目を奪われてしまうのはいかにも…

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@今池名古屋シネマテーク

「私はどのようにして自分の映画の罠にはまったのか。」

没後60年 ジャン・コクトー映画祭
初監督作品にして前衛映画の名作

工場の煙突が破壊される
女性の石像を破壊する
拳銃自殺を試みる
常に死の雰囲気が漂ってた
詩人は空間や時間、そして存在すら超越す…

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映画による詩の伝達。あくまで手段に過ぎない、だと…
正直ストーリーが難解すぎて朝10時に観るものではなかった。多分その辺は度外視してるんだろう、コクトー自身の抒情性が色濃く反映されていると思った。

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ポエジーとは何かに関するコクトーの考え。
ジャン=ジャック・キム「ポエジーはどこから来るのか、ポエジーとは何か、魂の隠されたどんなひだからそれは立ち昇ってくるのか」
「傷ついた手、あるいは詩人の傷跡…

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mononcle

mononcleの感想・評価

3.0

J.コクトー監督デビューの伝説的作品。

詩人がことばの立体化に挑んでいる姿を想像する。あらためて映像をみるに、コクトーの詩的嗜好/思考性が見てとれる。ジャン・マレーに出会う前だが、筋肉質な男性がお…

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