肉体の門の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 12ページ目

アマプラにて視聴。

同名小説映画化(1964年版)
米兵とは絶対に寝ない、タダで身体は売らないという掟を持つ売春グループの話。堅い結束で結ばれていたグルーブに一人の復員兵(宍戸錠)が紛れ込み…。
…

洋服の色分けしてないと区別がつかないキャラがかぶってる女性達も，何考えてるか分からん宍戸さんも全く好きになれず（むしろ嫌いで），さらに途中まではストーリーも平板で，ただ女性達がイキがってるだけの展開…

戦後から約75年経っているが、
こんなにも男や女や人間の思考や、
話し方、態度、嗜好、モテ要素等が
変わるものか...。とても興味深い。

パンパンそれぞれにテーマカラーが
あるのかな？カッコいいな…

本作に出てくる、敗戦によってクソまみれになった日本でそれでも生き残ろうとする人々は、清順映画にいつも出てくる土地や組織を追われた「流れ者」の変奏。クソまみれの世界で生き残るには徹底的にクソであり続け…

女だけの空間にひょんなことから男が入った瞬間ガラッと雰囲気が変わり、お互い牽制し合うような雰囲気は緊張感があった。

ただ、取り合いになるほどのいい男として描かれている伊吹だが、看病してもらっている…

戦後の混沌の中を生きる人間のあまりに動物的な熱気
当時を実際に知る人たちが作っているはずなので、きっとこんな感じだったのでしょう
資料映像として面白かった

ただ、粗暴で礼儀も知らず女を軽視している…

　闇市の夜をモンペ姿の女が不安げな表情を浮かべ、周りをキョロキョロしながら歩いている。やがて彼女は警察に連行される数人の女性を目撃する。脚を引っ張られながらもその場にしがみついて離れない女たちは警察…