ベルイマン初期の頃の作品。
倦怠期の夫婦を描く。旅の途中で妻の不倫がフラッシュバックされたり、バレエ仲間の暗い経験談になったり、散漫な印象。
イライラが募り傷つけ合う夫婦に亀裂が入っていく。それ…
イングマール・ベルイマンのキャリア初期のドラマ。
旅に出るも倦怠期で喧嘩の絶えない夫婦の過去を振り返りながら、2人の関係性を炙り出していく物語です。
旅先で展開していく設定は後の「沈黙」のようですし…
ベルイマン作品の女性たちは誰も幸せそうに見えないのです。本作は、まるで溝口健二が描く女性たちのようで、男性から酷い仕打ちを受けた女性たちをさらに突き放しています。
老いと未来への絶望によって夫に依…
前作「歓喜に向かって」に続き、執拗にまた夫婦の永遠の葛藤を追って行った――イングマール・ベルイマン
ベルイマン監督第8作。「夏の遊び」(1951)の前作。バレリーナのルートは不倫相手との間に子供が…
イングマール・ベルイマン 監督長編第7作。
ひと組の夫婦が関わった人々とのさまざまなストーリーを織り交ぜながら、夫婦の存在意義を生々しく問いかけた物語。
第二次世界大戦後、結婚して間もないが倦怠期…
イングマール・ベルイマン監督作。
戦後間もないドイツを旅する若夫婦の葛藤を描いた心理ドラマ。
夫婦の関係性の本質に迫る作品で、過去の悲しい記憶や肉体的欠陥、人間関係のしがらみが、確かに存在するはず…