【虚構か非現実か、現実か。映画から飛び出した冒険家とのラブロマンス】
□あらすじ
暴力夫に困っている主人公は、映画が唯一の癒やしのとき。お気に入りの映画を何度も見ていると、冒険家役がチラチラとこち…
【ショウキのレビュー】
2021/06/06 18:04
2021年136作目
エンタメの存在意義。
映画やドラマを見る方なら、
誰もが一度は妄想するシチュエーション。
それを儚くも素敵に描い…
画面から人が出てくる設定はわりかし見たことある気がするけど、演じた本人までやってきて絡むのは斬新かも。
母親が本作好きでよく名前を上げていた、おれもウディ・アレンの中で一番だと思う。
これ俺わたしの…
カイロの紫の薔薇は墓場に咲く花。死の上に咲く、すなわちあり得ないということ。映画という概念それ自体をこの花に喩えた本作は、血の通わないものの美を描いている。おそらくトムに生殖能力はない。ラストのセシ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
大恐慌時代のニュージャージー、映画館、遊園地、カフェのセットの美しさ。モノクロ映画の俳優がスクリーンから飛び出すという楽しさ。秀逸な脚本。ラストのミア・ファローの表情。ウディ・アレンの名人芸が光る8…
>>続きを読む名作とされてる『マンハッタン』や『ハンナとその姉妹』は気持ち悪くてめちゃくちゃ嫌い。2010年代以降の作品も基本的にはウディ・アレンの嫌な部分が目立つ。80年代以降の作品で好きなのは『インテリア』く…
>>続きを読むずーっと観たかったやつ。
なんと素敵な発想✨
ありえないけどシネフィルにとっては夢のようで心が躍るファンタジー🦄
また「カイロの紫のバラ」ってタイトルがなんとも素敵センスじゃないですかウディさん💜
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