猛烈に寂しくなる。
P. S. ホフマン演じる天才演出家が、観察と批評ばっかりして、自分の人生がいつか完全になるはずだと信じていて、もどかしくただただ老いていく。
それでいて自分のことしか見えていな…
自分の世界には自分以外には誰もいないのではないかと思う事が良くある。だから他人の世界に参加したくもなるが、そんな権利は易々と手に入る事は無く、そもそもが天(国)と地(獄)ほどの差があるその世界に飛び…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
カウフマン初監督作品。
ジャケット詐欺。(コメディ風)
また面倒臭めのポストモダン映画なんだろうな〜と予想はしていたけれど、やはり夢と現が入れ混じるような構造で難しかった...
演出家の主人公は、他…
現実なのか構想なのか、実生活なのか舞台上なのか、途中からジワジワわからなくなってくる。混乱する。登場人物もジワジワ年取っていく。
冒頭のラジオとEDを聞いてスッと腑に落ちるような。
オリーヴの日記も…
再鑑賞。
ちっぽけな人間の、ちっぽけな食事、ちっぽけな子供と妻と、ちっぽけな生活と、ちっぽけな人生。ちっぽけじゃないのは孤独だけなのかもしれない。抱える孤独は、人生の幕が閉じる瞬間までなくなるこ…
ジャケットの印象と結構違った。
明るく楽しいお話かと思ったらさみしくてしっとりした話だった。
現実と想像の境目がどんどんわからなくなってくチャーリーカウフマンの作り方すごいなぁ。
じわじわじわじわ少…
人間一度は誰もが自分の人生を作品にしたいと思うよね。
少なくとも私は今でもその志を忘れておりません。
現実と演劇の境目がわからず、息苦しささえ感じてしまうこの作品。
世界観的に、日本人が作ってい…