このレビューはネタバレを含みます
ラストが本当に良かった。
ラストで、語り手である早乙女良吉(有島一郎)が、“本当に良かった”、と言ったように、観ている私も本当に良かったと思った。少し長い所も許せるような気持になった。
源…
山田洋次初期映画では、一番好きな映画だ。初見は、テレビだった。何気なく観ていて寅さんみたいだと思いつつ最後まで見てしまった記憶がある。再見して、ハナ肇主演というよりは、有島一郎主演映画だった。先生と…
>>続きを読む映画のジャイアンを絵に描いたようなハナ肇演じる伴源五郎と小役人になったのび太のような有島一郎演じる早乙女半吉が、ひょんなことから出会い、酒を通して仲良くなって、最初は訝しがってた早乙女の家族も伴を受…
>>続きを読むPLUS+松竹
1966年、山田洋次+ハナ肇のコンビ5作目の作品。
ヒロインは倍賞千恵子。実質主役は語り部でもある有島一郎。
役所で働く早乙女(有島一郎)は帰路駅のタクシー乗り場で好人物だがガ…
寅さん以前の山田洋次最高傑作と名高い一作。印象最悪、どん底の酔っ払いを見れば、逆に誰もがその人のシラフを愛せるかも…
冒頭、電車内で喚き散らかす大工の源さんを観た時点では、「リアルでこんなの遭遇し…
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倍賞千恵子と結ばれるハナ肇。ハッピーエンドはいいんだけど、片想いで終わる遥かなる山の呼び声のハナ肇の方が心にグッとくる。
有島一郎、抜群に上手くてキングコング対ゴジラの多湖部長を思い出すけど、小津…
山田洋次監督作品 第8作
「花も嵐も踏み越えて行くがおいらの生きる道…」
衛生局防疫課で課長を務める早乙女良吉と、自由奔放な労務者の源五郎。ひょんなきっかで出会った2人は、やがて奇妙な友情を育ん…
山田洋次、森崎東 脚本
山田洋次 監督作品
茅ヶ崎で一戸建てに家族と暮らしている医師免許も取得している民生技官の早乙女良吉(有島一郎)
東京からの電車通勤の帰り土木関係の日雇い労働者の伴源五…
松竹株式会社