防疫課課長補佐民生技官有島一郎が、局内で渾名されるツツガムシは害虫ではなく、恙無く務めを果たすだけのうだつの上がらぬと小馬鹿にされる存在の意味かと思うが、加えて痔疾に苦しむ中年男。だが、土方の飯場を…
>>続きを読む寅さん以前の山田洋次最高傑作と名高い一作。印象最悪、どん底の酔っ払いを見れば、逆に誰もがその人のシラフを愛せるかも…
冒頭、電車内で喚き散らかす大工の源さんを観た時点では、「リアルでこんなの遭遇し…
松竹+にて🐻🐻🐻
ハナ肇主演の人情喜劇なんですけどこれは凄く良かったです。
真面目でぢに苦しむ主人公の役人さんが酔っ払いのハナ肇演じる熊さんに電車の中で絡まれる。私酔っ払い嫌いなので最初は嫌だったん…
山田洋次初期映画では、一番好きな映画だ。初見は、テレビだった。何気なく観ていて寅さんみたいだと思いつつ最後まで見てしまった記憶がある。再見して、ハナ肇主演というよりは、有島一郎主演映画だった。先生と…
>>続きを読む寅次郎が若尾文子の湯浴みにあらぬ事を想像したばつの悪さからおいちゃんに「なに考えてんだ」と絡むと「おめえと同じことよ」と返され、結果一層ばつの悪い思いをする。しかし、ここが寅次郎の得な性分でわだか…
>>続きを読む先日、寿町のドキュメンタリーを見たばかりだったので
ハナ肇演じる源五郎、日雇い労働者に注がれる偏見の目だったり
どうしても荒っぽい性格だったり
良く言えば人懐っこく情に熱いのだが
悪く言えば土足でズ…
中学生の頃にテレビ放映で観てラストシーンをとても覚えていて、ストーリーも題名も忘却していたので山田洋次のどの作品だったか探して30数年ぶりに再会した。中学生のときはラストに感動したのだけど、有島一郎…
>>続きを読む山田洋次×森崎東コンビの作品の中でも最も完成度が高い作品ではないだろうか。「男はつらいよ」などに通じるアウトローとしがない中年男やその家族との交流劇を温かく描いているのだが、この作品ではあくまで主人…
>>続きを読む松竹株式会社