90年代の台湾で広告会社や芸能界隈が舞台であり、同時代である森田芳光映画の手触りがある。
差し込まれる場面説明の字幕が独特で、1シーン1カットも多い構成。
どのシーンも本当に美しい絵作りとなってい…
急速に経済発展する1990年代前半の台北を舞台に、時代に翻弄される男女を描いた恋愛群像劇。話自体は、内輪でぐるぐるやっているだけのいわゆる「セント・エルモス・ファイアー」とか一昔前の日本のトレンディ…
>>続きを読むみんなずっとキレてるし、感情的だし、2時間ずっと辛かった。男女の関係にだらしない人しか登場しないし、相手や場面によって態度や喋ることを変える人ばかりだし、喋り方も妙に誇張されていてうざったい。生き様…
>>続きを読む感想は4K版と同じです。
面白くて、懐かしかった。
自分自身は、1998年から3年ほど台湾に住んでいた。文化とか時代の流れはその当時を思い出す。但し、自分に時は陳水扁だったので映画の時は李登輝時代…
すごく好き、最高!
というわけではないけど
自分がこの映画の登場人物に思えて
心地よかった。
愚かな日常や、持ってることや持ってないことや、それにまつわる不安定さが、
真理と地続きだと感じさせて…
このレビューはネタバレを含みます
『牯嶺街少年殺人事件』の監督とは思えない退屈な映画だったのは、喜劇であるから微妙な言葉の壁があったのかもしれない。最初に孔子『論語』から引用されるのだが、それも字幕では理解できなかった。たぶん孔子の…
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