このレビューはネタバレを含みます
最初、裸の男の子のカット
そしてケンタウロス
「私はお前の父ではない」
ケンタウロスは男の子を背に乗せ、草花が繁る草原に佇む
数カット先では唐突にしかし自然に男の子は成長していく
ケンタウロスの教え…
初手からケンタウロスニキが「話の流れはみんな知ってると思うから、やりたい放題やるね!」とパゾリーニ監督を代弁するように固有名詞出しまくりのよう分からん前段を語り始める辺りで察したが、脚本は予備知識な…
>>続きを読む“神の知で満ち溢れた壺です”
そこに一粒の涙が注がれると、なにがこぼれ堕ちるのか、私にさえわかりません。でもね、それが、あなたが下したもの。
“神話的な者こそ現実的であり その逆もまた然り”そう…
冒頭のケンタウルス登場でクスッとしてしまうのから、少年の生贄の解体ショーでパゾリーニ 観てる!って感じる。未開の地で流れる和な音楽とプリミティブな衣装に歌わないマリア・カラス。存在感だけでさすがのオ…
>>続きを読む何やら雅やかな音楽で正月みたいな雰囲気を醸しつつな具合。のっけのケンタウロス叔父から始まり、ロケーション含めて異様な描写のオンパレードって感じでパゾリーニ観てるって感じ。ギリシャ悲劇でありながら、ち…
>>続きを読む神話ベースなので詳しく理解できたのか自信ないけれど、基本のストーリーはパゾリーニにしてはわかりやすい。
夫の心変わりへの妻の復讐劇!
未開の国の王女メディア。神と対話し魔法も使える。大地、太陽、…
このレビューはネタバレを含みます
私はこれを観てパゾリーニ監督が大好きになった。物語は、ギリシャ神話に登場する王女メディアと夫である英雄イアソン、二人の悲劇が描かれる。
この辺は映画を観ただけだと分かりづらいので、事前にネット…
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