天国と地獄の作品情報・感想・評価・動画配信

天国と地獄1963年製作の映画)

上映日:1963年03月01日

製作国:

上映時間:143分

4.1

あらすじ

みんなの反応
  • 分断された階級社会というテーマが描かれ、社会問題を取り上げている。
  • 黒澤明監督の巧みな演出により、前半のシーンも飽きさせず、緊張感ある展開が続く。
  • キャスト陣の演技が素晴らしく、特に山崎努と三船敏郎の存在感が際立つ。
  • 犯罪エンターテイメントとして極上のサスペンスであり、緊迫感がすごい。
  • 豪邸と貧困街という対照的な舞台設定が、物語のテーマを象徴的に表現している。
この情報はユーザーの感想を元に自動生成しています

『天国と地獄』に投稿された感想・評価

4.1
8,321件のレビュー

現代はもっと緻密なサスペンスも多いので話としては捻りはないのだが長尺にも関わらず飽きることなくとても面白く観れた。 これも演出と構成のうまさなんだろう。犯人が誰なのかを探し当てる映画ではないので、サ…

>>続きを読む
kitkitkit

kitkitkitの感想・評価

4.3

「午前十時の映画祭」にて初見。

黒澤明、やぱスゲーと思わざる得ない。2時間半ですが、まったく飽きない推理サスペンス。 最高!

伏線もありよく練られた脚本(特に会話劇中心の前半)。モノクロ…

>>続きを読む
いや夏

いや夏の感想・評価

2.0

土曜日の夜11時、お風呂上がりに部屋にて鑑賞

黒澤明が誘拐犯と捜査陣の息詰まる対決を描いた社会派サスペンス映画の金字塔
ナショナル・シューズの重役・権藤金吾の元に、「子供をさらった」と言う男からの…

>>続きを読む
marion

marionの感想・評価

4.0

良かった点
細部まで練られた脚本
犯人側の描写を少なくし、犯人を追う過程を細かく描いたこと
適度に驚かせるシーンを作り、緊張感を持たせた
天国と地獄を画的にも精神的にも表現していた
演者の演技
ラス…

>>続きを読む
ジュン

ジュンの感想・評価

5.0
黒澤作品は本当に題名が考えさせられる。

前半1時間で今まで見たどんな映画より面白いとわかる。

観終わった後のこの映画を観終わってしまった喪失感がすごい。記憶を消してもう一度観たい

富豪の子供の誘拐事件から始まる一連の事件の顛末は、持ち主を含めて周囲の人物すべてに影響を与える大きなものへと変わる。

事件そのものは単純かもしれないが、各々の人間模様はとても複雑に揺れ動く。
間違…

>>続きを読む
黒澤作品の登場人物はとにかく動く
狡猾な犯人との攻防に引き込まれました。
終盤の煙だけがカラーのシーンはとても印象的です。
ラストの犯人との会話はエゴイストながらもとても悲痛でした。
終わり方にびっくり。
人の心の天国と地獄。
なるべく天国だけ持ちたいなぁ。
まだすべて手作業の捜査。
刑事たちの熱意が伝わります
>>|

あなたにおすすめの記事