この映画「スローターハウス5」は、現代アメリカ文学を代表するカート・ヴォネガット・ジュニアが、1969年に発表した彼の戦争中の体験に基づく、半自伝的なSF小説の映画化作品だ。
そして、この作品は、…
326.2364
おおよそ中盤まで一体何の話なのか、大枠をつかむのに苦労するものの、要は人生には始まりも終わりもなく、断片としての時間の連続であることを、(地球生のビリー)とトラルファマドール星生…
映画「ジェイコブズラダー」も小説『あなたの人生の物語(映画「メッセージ」)』も、完全にこれの影響を受けてんだなとおもいました。
『あなたの〜』の作者覚え書きを読み返すと、スローターハウス5について書…
このレビューはネタバレを含みます
人間の嫌な部分を描きつつも生を肯定してるあたり、ヴォネガットで好きだなあと思った。
そうなのよ。嫌なことばっかなんですよね。戦争はもちろん、息子は軍入っちゃうし、奥さんはプレゼントのキャデラックで…
言わずと知れた、カート・ヴォネガットJr.によるSF名著の映画化。
先に結論を書いておくと、原作を読む前にヴィジュアルのイメージを得るためのガイドには丁度良い…といった印象。言い方を変えれば、本来の…
独特の奇妙な感覚を与えてくれたSF作品。
当時、心揺さぶられました。
高校生ぐらいの時、地上波で観てます。
残念ながら、今作も情報の海に沈みかかっている1本ですね。
細かいところはすっか…
このレビューはネタバレを含みます
捉えどころのない内容なのに何故か夢中になれて、転々とする時間軸もいつのまにかなんとなく理解できてそれぞれの環境の対象さに切なくもなりました。
戦争中の時間軸でのとある戦友とのストーリーや、家庭を持つ…