映画「M」の対となるような作品。
Mでは、殺人を実際に犯した犯人が群衆から怒りの裁きを受けたが、本作では誤認逮捕された無実の男ジョーが裁判も受けていない段階で、群衆から怒りの裁きを受ける。
全体的…
フリッツラングの激怒する男と民
1936年作品
脚本(ほか1人)、監督フリッツラング
10in1のコズミック出版ガチャガチャ名作を見てみようシリーズ。今回は何回か挫折していた「激怒」を見…
凄まじいテンポ感と強度。
スクラムに遭う主人公へのシンパシーを自然に生み、集団で自らを過信、錯覚する愚かな市民たちを解像度高く見せる巧みさ。
この対比もまた一本軸としてあり、それがブレないように作…
人間の醜さ、愚かさや群集心理の横暴さに対する強い怒りを感じた。
真面目で優しい男が理不尽な目にあうことで変わってしまう。
1部、2部、3部と平穏からリンチ、そして法廷から愛のチカラによる結末と展開さ…
フリッツ・ラング監督作連続鑑賞中。
『緋色の街』『飾窓の女』と立て続けに観ているがどれも面白い。
惜しむらくは配信サービスにあまり作品数がないこと。
今作は法廷劇。
噂が広がっていくシーンで鶏を…
ショーウィンドウの花嫁衣装を眺める男女のラブロマンスが始まったかと思うと、突如として男性は冤罪で留置所送りになる。しかし、物語はヒッチコック的な巻き込まれ型サスペンスに向かうでもなく、代わりに群衆の…
>>続きを読むこれは面白い!!
1時間半しか無いけどこんな見応えあって怒涛の面白展開があるとは!!
本当に人間の怖い部分を映してる。個人が群衆になると、どれほど怖いものか。噂が変化していく様。取り返しつかなくな…
怒りと悔しさでわなわな震えましたわ。判決が出てからジョーが名乗り出て良かった。彼奴らに恐怖を味わせてやれたからね。
そういう自分もいつ彼奴らと同じ罠に嵌まるかわからないが…
ジョーにとってはキャサリ…