冒頭カットからなかなかヤバい。
カラーになっても世界観や独特の映像手法はやはり唯一無二の黒澤映画。やっぱりカメラの画角で何となく分かっちゃう節がある。
武田信玄の影武者の話。
仲代達矢さん主演。大…
初カラー黒澤。
円熟した今までにない黒澤だった。
「人あればこその影」
この一言にこの映画の全てが集約されている。
影がなくても人は生きていける。信玄は影武者無くしてもその威光を遺憾無く発揮して…
面白いのですが、少し長い作品です。
細かいシーンを多く入れリアリティを増す黒澤明監督らしさが随所にあった作品だと思います。史実の人物をベースにしたお話なのでかなり気合が入っているように思えます。
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目力の仲代、顔面蒼白の仲代。
若山富三郎と勝新太郎兄弟が主演だったらどんな映画になったのでしょうか。
ルーカスが外国版プロデューサーに関わっていますが、黒澤イズムを感じられるエピソード3の太鼓の…
乱と比べると「神の視点」で描いてない故に壮大さでは及ばないという感想を持ちはしたものの、影武者であることがいつ露呈するかのサスペンス感もあり別の面白さを感じた。
影武者を演じているうちに武田信玄が憑…
日本が世界に誇る巨匠、黒澤明監督の晩期の作品。中学生の頃に観て、その圧巻の合戦風景が記憶に刻まれ続けている、思い出深い作品。(個人的には、黒澤作品といえば、本作と『乱』。やはり子供の頃に受けたインパ…
>>続きを読むカンヌ映画祭のパルムドール受賞作品だし、黒澤明作品だけど、私はあまり好きではなかった。
武田信玄の影武者として用意された男。
外見がそっくりだから選ばれた訳だけど、教養も持たないただの盗っ人。
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