一世を風靡した大女優、藤原千代子が語る過去。演じた役と重なり躍動する女性の人生を万華鏡の如く美術と恋を絡め描く今敏の傑作。千代子が自転車で坂道を下る場面、アニメに求める美しさの全てがある。最後の台詞…
>>続きを読む今監督は、インパクトのあるシーンを作るのが上手い人だと思う。だいぶ前に観て内容をあまり覚えていない作品でも、絶対にどこかしらのシーンを映像として思い出せている。今作で覚えているのは主人公がロケット?…
>>続きを読む正直に言うと、アニメだからこそ出来る構成の妙をここまで見せつけるか?と思わせた映画です。
もう一本の長い映画じゃなくて、観てる側が無意識に巻き込まれて“追いかけてる”って感覚にさせられる。ストーリー…
千代子の女優という仕事での目標は常に絵描きの陰を追うことであった。
どんな役に置かれても、彼女の中にある目標だけは、存在し続けていた。
ドキュメンタリーと称しているが、彼女の記憶には、女優としてでは…
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