再鑑賞。
超絶大傑作!薬の副作用で狂っていく男の心情を見事に表現しきりまくる画面設計に狂酔する。色彩、陰影、構図、配置、動線、セリフ、的確じゃないところがない程に全てが完璧かつ狂ってる。特に色彩設計…
原色が映えるシネラマの贅沢な構図の中、どろどろの家庭の崩壊が描かれるギャップが面白い秀作。変な病気にかかった主人公が、その服薬治療をしていくうちに、薬の作用によってどんどん尊大になっていき、家庭に不…
>>続きを読む再見。撮影も(美しいカラー)照明も抑制を効かせながらもじわじわと緊張感を保ち続けているのを惚れ惚れしながら見ていられる。ここぞという時に移動やズームを使うのもニヤリとなる。子どもたちの描いた無垢な絵…
>>続きを読むインターホン長押し,バリウム,レントゲン,心電図レシート,痛み数値,肉塊,子供絵,洗面台鏡割れ,幼少期先天的病,教室喫煙,コーチゾン月60ドル, 薬屋処方箋自筆,フットボールスパルタ指導,息子薬探し…
>>続きを読む自主字幕。水爆時代の徒花。教育という名の虐待。コルチゾンの副作用を(映画的)言い訳にして、モラハラの限りを尽くす極悪教師メイソン。子供の未熟さを先天的疾患と断言して、躾によって治療するという発想がヤ…
>>続きを読むこれは物凄い映画だった。
天才監督ニコラス・レイの大傑作!
陰気な顔の小学校教師、彼の家庭は田舎の平凡な中流階級、彼の妻と息子、そうした風景を鮮やかなカラー映像で描きながら、世の中に対する彼の嫌悪…
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-474 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-583
🖋ハリウッドの異端児監督と言われている、ニコラス・レイが『理由なき反抗』の後に…
嫁に黙ってタクシー会社のバイトをしている教師(ジェームズ・メイソン)が、過労で入院し、コーチゾン依存症になり気が狂っていくというお話で、プロデュースもメイソン。セットは短い階段一個と外景が書き割りと…
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