[強く理知的な父性像の破壊と規範化された核家族へのアンチテーゼ] 99点(OoC)
「理由なき反抗」封切り三日前にディーンの訃報を聞いたレイはアル中果ては薬中にまで足を突っ込む。本作品はそんな中撮…
ニコラス・レイの代表作だけど、正直そこまで評価される理由が未だにわからない。
確かにどんどん壊れていくジェームズ・メイソンの姿は過去作のハンフリー・ボガートやジェームズ・ディーンとダブるくらい強烈…
面白い。お父さんがメチャ怖い。教会の説教からのラストの展開まではサイコホラー。聖書持ち出す奴はだいたい頭がイカレてるよな〜。
冒頭から「俺は赤の作家だぞ!」と言わんばかりに赤の暴力が炸裂する。
襟を…
神。真面目な親父が突如病気になり、その治療薬の副作用でどんどん狂人化していくという最高の映画。強烈な赤!ジェームズ・メイソンの怪演!パーティー後に部屋の電気を1つずつ消していくシークエンスの不気味さ…
>>続きを読む冒頭の庭で遊ぶ子供たち、赤色多すぎる!
躁状態の主人公が魅力的にも見えてしまう。
「医者は生かすやり方は知っているが、人生の意味を知らん。睡眠は人生の無駄だ」
室内でキャッチボールして部屋を破壊…
『工場の出口』のようなあっけらかんとした冒頭からは予想が付かないドロドロとした展開。人を閉じ込めたり、ぶち破るために扉が存在している。ジェームズ・メイソンが電気を消して回る場面などくっきりした陰影が…
>>続きを読むニコラスレイにとって赤は刺激で青は鎮静らしくよってこの映画から青は排除されたようだ。家族は徐々に崩壊していく。まず鏡に狂気が映り。次に階段をのぼっていく。そしてピークを迎えた瞬間の衝撃たるや。凄まじ…
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