ブレッソンの聖杯物語。
磔刑になったイエスの流れ落ちる血をアリマタヤのヨセフが杯で受け止めたのだという。その聖遺物の杯がブルターニュにあるらしく、探求に出た騎士たちが殺戮と略奪を繰り返していた。ア…
70年代にブレッソンが手掛けた、中世の吟遊詩人クレティアン・ド・トロワ原作のアーサー王伝説モノ。
迫力に欠けるのは製作年代的に仕方ないとして唐突で抽象的な円卓の騎士らの蛮行と虐殺(首が飛び、わざとら…
初ブレッソン
結構な量の血糊を噴射させてて、ちょっと意外で好きだった。終始ガッチャガチャ鎧の音が煩い。クールに見えて意外と乙女だった王妃。
元ネタを理解してないけど、多分監督の解釈ゴリ押しでやってる…
甲冑のガチャガチャ音、馬の足音と鳴き声のうるささ。足元からのカメラ。こういう演出、とはいえ意外と、愛と裏切りと破滅のお話。血とか死とかも躊躇なく。それに画面の甲冑もカラフルで森とか城から浮いてみえる…
>>続きを読むいかに合理的な不合理を著すかを企てており、面倒事を次々と繰り返し提言するシーン、対比としての殺伐を容赦なく摘撮。
役者をモデルとして映す皮肉さが冷淡だが「想像域の逸脱を避ける表現」をして、全体統合…
© 1974 Gaumont / Laser Production / France 3 Cinema (France) / Gerico Sound (Italie)