【アーサー王と円卓の騎士の物語】
半世紀前に作られた映画だそうですが、最近ようやく日本で公開。
フランス映画なので固有名詞がフランス語読みになっていますけど、英語でいうアーサー王伝説の物語で…
最初から最後までものすごい鎧がガチャガチャガチャが音を立てるのが気になった。意図的なんだろうか。そうなんだろうなぁ…動物たちの鳴き声もしょっ中聞こえるし、音楽がないのに音が異様に引っかかる作品だった…
>>続きを読む本でしか読んだことなかったブレッソンの映画を初めて見られて嬉しい。
うるさいくらいの鎧のガチャガチャ音と馬が発する音、騎士キャンプ(?)の鐘で耳が塞がるので、重苦しい逃げ場ない感じがする。あとずっ…
森の中を数機の馬を甲冑がガチャガチャ軋ませながら駆けるシーンが反復される。甲冑ごと首がはねられ、兜の中血が吹き溜りチャプチャプ鳴る音像/映像感覚に降参してしまう。
決闘シーンでは馬がかけ、バグパイプ…
はじまった瞬間日本映画かと思った…
照明?色?画面の雰囲気が。
ランスロと妃の不義の恋って騎士からの熱烈なイメージを勝手にもってたんだけど、この映画では妃が熱っぽくてむしろランスロは騎士道を通そうと…
負け戦(それも完膚無きまで系)からの追幻想と生き残りのための(みみっちい)クーデター。
騎士たちの突き詰めると貧しい暮らしぶりは『最後の決闘裁判』にも繋がるかしら。
「騎士」の優柔不断が、永遠に見つ…
1.ロベール・ブレッソンの旧作が日本初公開
❶フランスの映画監督、ロベール・ブレッソン(1901-1999)は、『抵抗(レジスタンス)―死刑囚の手記より(1956)』や『スリ(1959)』等で、日…
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