心をみがけば、奇跡はおこる。フィンランドが生んだ世界的名匠A・カウリスマキ監督が、北フランスの港町ル・アーヴルを舞台に紡ぎ出した、心あたたまる珠玉の感動ドラマ。
カウリスマキ監督が前作の「街のあか…
初カウリスマキでした^^
この監督らしい(という)、淡々とした進行、静寂、無感動(少し大げさですが)は独特で、ル・アーヴルの街によく合っていたと思います。ほっこりして素朴で、ちょうど観たかったような…
めっちゃ無表情な奥さん、コワモテの警視、一癖ありそうなベトナム人の同業者、どっかで何かありそうだな〜と思ってたらまさかの「世界最速のインディアン」並みに登場人物全員善人というお話でした。
リトルボ…
これぞという感じの、言葉は悪いが清々しいほど夢のようなハッピーエンド。
人が誰かを助けることが当たり前のように静かに行われる、それが風景そのものになっていることがこの映画のミソだと思う。
おばあちゃ…
独特のテンポ、カットでセリフをなるべく抑えて表現している。港町ル・アーヴルの裏通りに花を咲かせた、カウリスマキの人間賛歌ともいえる作品。
人生の黄昏時に差し掛かった初老の男と行き場のない孤独な少年…
画面全体を占める青に対して、花や果物の赤、黄の差し色の使い方が凄く綺麗。一つのシーンを切り抜いた絵画や写真の構成をしているみたいで、洗練されたこだわりを感じる。無駄なものが何もない。こういう人生がい…
>>続きを読む(c)Sputnik Oy