イングマール・ベルイマン監督の死生観が描かれた…と思われる映画。
パラマウント映画であり、セリフも英語・舞台もアメリカのカラー作品。
精神科医エニー(リヴ・ウルマン)は危ない予感を漂わせた医師で…
幼少期のトラウマが蘇ってる場面、本当に迷子の子どものような寄る辺のない瞳をしてたのが忘れられない
追い詰められて自殺しようとしたけど、死に損なった上に障害を負って生きていかなければいけないってこの世…
最後に写ったステンドグラスにも、おばあちゃんが写るんじゃないかと思って怖かった。
分裂していく精神をここまで表現出来るのがすごい。 分裂しても尚それも自分という狂気、どうすればいいか分からないよね。…
虚無
音のない波打つ映像から始まる
夢から覚めたいと言っているけど
そうとは見えないエニー
何重にも重ねられた夢から心層の深さを計れる
人から求められているのかという不安と孤独に硬直する心と体…
過去を告白するシーン、回想じゃなくて全部女優さんが演技していて圧巻だった。本当にトラウマを抱えている人みたい。
しかし…ラストは主人公はこれですっきりしたのか?やらかしていることのわりにあっさりして…
ベルイマンの映画って面白い。
いわゆる芸術映画なんだけど、芝居がしっかりしてる上に劇的な展開がある。つまり、しっかりしてるw
脚本がいつも良い。
リヴ・ウルマンの演技とそれを引き出す脚本と演出。
…