ロジャー・コーマン監督の最高傑作とされ「第七の封印」(1957)と比較して論じられる一本。ポー原作怪奇映画シリーズ全8作の7作目。撮影は後に「赤い影」(1973)を監督するニコラス・ローグ。ヒロイン…
>>続きを読む撮影監督のニコラス・ローグによる赤を強調した映像美が印象的だが、ロジャー・コーマンの原作解釈が怪奇映画の枠組みを超えた前衛的なレベルにまで作品の完成度を押し上げている。
神の喪失というイングマール…
身体中から血を流して死に至る「赤死病」という疫病が広まる中、自身の領内に閉じこもり貴族たちと狂宴を繰り広げ続けていたプロスペロー(ヴィンセント・プライス)は、支配下にある村で暮らす人々から搾取を続け…
>>続きを読むキリスト、サタン、宗教を飛び越えて赤死病という『死』が降りかかる
エドガー・アラン・ポーの短編小説を映画化した話
もちろん原作は未読
サタンを崇拝する暴君とキリストを信じる少女の対比からラスト…
またしても宗教、神・悪魔がテーマの映画を見てしまった。
無宗教である自分が見るのと敬虔なキリスト教徒が見たのとでは全く違った映画になるのだろうと思う
自分に一つ言えることがあるとすればエンドロールの…