記録
フィルムが褪色していてそこまで色彩を楽しめなかったのは残念、いつかデジタルでも観たい。撮影はニコラス・ローグ。
ポーの原作を読めていない愚か者なので、ロクなことは言えないが悪くはなかった。…
感染症の脅威に晒されている一般庶民を鼻であしらい、貴族向けの晩餐会を催し続ける王(ヴィンセント・プライス)が、不思議な赤マントの男と接触する。エドガー・アラン・ポー著「赤死病の仮面」「跳び蛙」を映像…
>>続きを読む先ごろ98歳で亡くなったロジャー・コーマンの最高傑作と言われるゴシックホラー。
世界3大ホラー俳優のひとり、ヴィンセント・プライスの顔つきが素晴らしい。
ヒロイン役のジェーン・アッシャーは、ポー…
ロジャー・コーマン監督の最高傑作とされ「第七の封印」(1957)と比較して論じられる一本。ポー原作怪奇映画シリーズ全8作の7作目。撮影は後に「赤い影」(1973)を監督するニコラス・ローグ。ヒロイン…
>>続きを読む撮影監督のニコラス・ローグによる赤を強調した映像美が印象的だが、ロジャー・コーマンの原作解釈が怪奇映画の枠組みを超えた前衛的なレベルにまで作品の完成度を押し上げている。
神の喪失というイングマール…
身体中から血を流して死に至る「赤死病」という疫病が広まる中、自身の領内に閉じこもり貴族たちと狂宴を繰り広げ続けていたプロスペロー(ヴィンセント・プライス)は、支配下にある村で暮らす人々から搾取を続け…
>>続きを読むキリスト、サタン、宗教を飛び越えて赤死病という『死』が降りかかる
エドガー・アラン・ポーの短編小説を映画化した話
もちろん原作は未読
サタンを崇拝する暴君とキリストを信じる少女の対比からラスト…