血槍富士のネタバレレビュー・内容・結末

『血槍富士』に投稿されたネタバレ・内容・結末

心温まる前半から急激に血生臭くなるクライマックス。
家来の手柄が主人の手柄になるのはおかしいと武士社会に疑問を持っていた若様。自身が死ぬ事で初めてそのまま家来の手柄になる皮肉。
泥と血と酒に塗れた立…

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映画が終わる直前までどこが『血槍富士』なんだと思ってみていたら、とんでもないことが起こる。

人情劇も丁寧で見応えがあったが、本当に最後で度肝を抜かれた。

この時代に有害な男らしさを描くとは。
す…

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なんとも味わい深い一作。

槍持ちという、職業紹介映画でもあり、各キャラクターの心情にスポットが当たっていて色んな立場の人たちに感情移入できる。街並みや、祭りといい雰囲気も抜群です。
大名たちの、不…

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ラストめちゃくちゃびっくり
武士の型に合わない主人はあっさり斬られて、仇討ちした武士は、下郎だからと無罪放免、武士の鑑と言われても何も残らず、、、侍になるんだ!って言ってた子供が大泣きしたまま終わる…

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旅の人情噺かと思いきや「切腹」にも似た武士道批判。
馬鹿馬鹿しいシステムに疑問を抱く青年主人は酒の席で無惨に殺され、部下の槍持ちは敵討ちを遂げ骨を持って国へ帰り始める。
何も知らないガキが自分も槍持…

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2022.63 *150

ラスト殺陣
(前半)
・ブラスのBGM
・俯瞰ショットから始まり、間合いのダイナミックさが強調される
(後半)
・BGMなし
・ますます、泥まみれ


内田吐夢について

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街道モノというのだろうか。動きもあるし開けて見えるけど、閉じている。おおきな道っては限られてるし、自然と人が固定される。「旅は道連れ」とは言うけれど、案外本当のことなのかも。見事にグランドホテル。

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久しぶりの内田吐夢、相変わらず傑作ばかり撮るよな
海ゆかばが流れる中、武器に「さらば」を告げる所にシェーンとダーティーハリー味を感じました

物騒なタイトルの割にほっこり人情劇やんって思ってたら急に物語が暗転する。武士社会に疑問を抱き始めた若様に訪れる余りにもむごい結末。主君の仇討ちをしたところで当然2人は帰ってこないし、どれだけ周りに囃…

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やはり終盤の槍の殺陣が圧巻だが、それまでのご機嫌なバイブスの人情群像劇も楽しい。槍の殺陣は危険そう…。

最後大暴れするのがなんでもない槍持ちの下郎というのが良くて、内田吐夢監督の思いが出ているなぁ…

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