この作品はもっと評価されていいと思う。極限状況に置かれた人間を描かせたらハネケの右に出る監督はいない。
本当の非常事態というのはきっとこのような感じになるのだろう。情報もなければ見通しもなく、ただ不…
「外に出よう/恥じるために」
特典映像ハネケ監督インタビュー
「ヒューマニズムなき芸術は存在しません/それこそが芸術家の最も深遠なる存在理由です/意思の疎通こそ人間的でそれを拒むのはテロリズムで…
何の説明もなく想像で埋めてくしかない設定だか、人々を少しずつ狂わせるのには十分な状況、淡々と小さな出来事が重なって少しずつ心が締め付けられていく感じ。
絶望の中少年のピュアな行動、それを救って抱きし…
89点
森の中を走る車は別荘に到着。
父、母アンヌ、長女エヴァ(中学くらい)、弟ベニー(ベン。小学校3年くらい)の4人家族は車から食料を降ろし別荘の中へ。
と、奥から銃を構えた男が現れた。
男、男…
タルコフスキーのストーカーを感じた。落ち込んでるときにこの極限状態を体験するといいかも?
敵対、支配、憎しみ、罵倒、暴力、盗み、殺人、レイプ、自殺。分け合い安らぎ希望に生きるか、奪い合い恐怖に絶望…