タイム・オブ・ザ・ウルフの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『タイム・オブ・ザ・ウルフ』に投稿された感想・評価

人間
3.5

水と食糧不足に陥った世界で生活する人々の話。
状況説明は一切なくいきなり父親がブチ殺されるところから始まるSFディストピア。
現代(とも言い難い部分もあるが)と地続きの話という感じで、まさに「もしも…

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淡々と進む終末世界の進行に起伏の無さが正直なところ物足りなさを感じる。
炎が印象的なシーンとして残るのは、その出来事を節目に主人公達の文明人から野生へと転じていく象徴なのかなと。

燃えないわけがない納屋

別荘に来たら突如として銃を突きつけられた一家。なんと、不法侵入者。奴らも一家単位で家を占拠している。交渉の余地なく旦那が射殺され、警察を頼っても全く動かない。極限に水と…

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テーマをど真ん中に語ってしまったが故にあとが続かなくなってしまった作家が確かに存在すると思います。
この場合のテーマとは、自身の核に在るもの(イデア)と同義です。

ジャッキー・ブラウンを撮ってしま…

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ハネケ監督の描くディストピア映画。
同監督作品ではお馴染みのイザベル・ユペールさんが主演でその家族を描くお話。
追い詰められて人々がどのような行動に出るかをこれでもかと淡々と描いていくのがとてもリア…

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いささか地味ではあるものの、多くを語らない脚本と長回しの効果的な活用によって、世界の基盤と共に道徳までもが崩壊した後に剥き出しになる人間の暴力的な本性を見つめざるを得なくて、結構しんどい。
4.4

ハネケ先生が描くディストピア。
文明崩壊により、理性より生存本能、利己心、暴力が優位になり、西洋での消費社会の生活を送ってきた人々が飢えた狼のように水、食料を求めて彷徨う。地球の本来の風景であり、極…

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st
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めちゃくちゃ”ディストピア・ポストアポカリプス・ドラマ”だ… 2003年、映画もデジタルの時代に全く現代的な要素のない荒廃した社会のリアリズムを描く。駅舎で起こることも絶妙にあり得そうで人間心理のツ…

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ois
3.8
ディストピアの世界も人が集まれば一旦は民主的になっていくのかな
真っ暗な納屋のシーン怖い
ベンの焚き火を見つめる姿に胸が痛んだ

時として人は狼となるー。


人は個であると群れたがり、群れの中では個になりたがる。
絶望という状況下で浮き彫りになるのは人間の愚かな本性であり、
生に対して、ひたむきでがむしゃらな姿である。

こ…

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