イスラエルを取り巻く人々の思いの一片を垣間見ることができる。
祖国を奪われるとは、祖国がない状態とは、どういうことなのか。
祖先や子孫、家族や仲間と決別し、一人だけ別の選択などそう簡単にできるだろう…
現代の日本に暮らしていると、
「祖国のため」とか「私達の地を」とか、
申し訳ないのだがよくわからない概念。
しかも宗教観もよくわからない。
ガッチガチのキリスト教的なのなら、多少は理解できるのだが…
2025年89本目。
勝手にもっとドンパチな感じかと思ってたけど、憎しみと復讐の先に“なにが”あるのか、いやそもそも“なにか”あるのか、と問いかけてくる骨太な一本だった。エリック・バナが見たいなーと…
ミュンヘン五輪でパレスチナの組織黒い九月によってイスラエル代表選手が殺されたミュンヘン事件の報復となる神の怒り作戦を描いた映画。
大きい括りだとミッションインポッシブルぽさやインセプションやアルゴ…
本当に世界は何もしなかったのか。
"セプテンバー5"に触発されて、もう一度観たくなった。
電話ごしの子供の声に感極まる姿に、気持ちだけで抑えている、超えてはならない一線に苦悩していることを感じ入…
名監督スティーヴン・スピルバーグの作品をジャンル分けする無粋を承知でいえば、「ジョーズ」「E.T.」「ジュラシックパーク」などのエンタメを前面に押し出した作品群とは一線を画す、「シンドラーのリスト」…
>>続きを読む2005年制作の映画。2001年のあとにスピルバーグが今作をつくるということは、そういうことを言いたいが為なんだろう、そういうことなんだろう、と思いながら観る。ミュンヘン・オリンピックでの衝撃的な事…
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