このレビューはネタバレを含みます
真顔で冗談を言う人と、ふざけているようで本当のことを言う人では、たぶん後者の方が恐ろしいと思う。
計画と言うにはあまりにもお粗末で案の定失敗を繰り返す姿はコミカルで笑いそうになるが、辿り着く結末が…
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バッドエンドなのかハッピーエンドなのか…犯人の描き方が粗い気もするが、全く前情報なく観ても、十分楽しめた。
犯人は結構早めの段階でわかる。
ただわかってからがこの映画のキモ。
犯人がどのような思考…
本作の主題である犯人レイモンの(ベルナール・ピエール・ドナリュー)行動原理が自分の中で全く腑に落ちず映画館を出て2時間くらいじっくりと考えた。
おそらく彼は自らの異常性に正当性を持たせるということ…
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キネカ大森とシネマート新宿しか都内やってなくて新宿で観たんだが前の席にイケメンのゲイ風のオランダかフランス人が2人いて、それ以外は4人くらいしかいなくて… 映画館が古いから出た後のトイレも1988…
>>続きを読むエンドロールの瞬間に聞こえてきた小声のえっ。その感じ、わかるわかる。
時折はへ〜ってな気持ちになって多分私には理解しがたい感覚で、モヤモヤしながらも引き込まれて。色合いや時代感、好きだけど、だけど…
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忽然と姿を消した妻サスキアの行方に執着を見せるレックスと、実験のために他人の感情をも手玉に取るサイコパスのレイモン。
この2人を中心に物語が描かれるサイコ・サスペンス。
妻失踪の真実を知りたいとい…
その辺にいてもおかしくないような人物が淡々と常軌を逸した行動をとっている恐ろしさ。物語の流れからして奇をてらった結末ではないものの、体が重くなるような嫌な感覚が尾を引く。
偶然の積み重ねが定められて…
©1988 Published by Productionfund for Dutch Films