このレビューはネタバレを含みます
病んでる人間が神や信仰に救いを求めて(結局救われず悪化する)側で見守る側がそうでもないのが、私が思っていたこととは逆だ。
弟と姉が”抱き合った”のが有耶無耶で怖い。明言してくれたほうがいっそ。
統合…
「叫びとささやき」のようなギャッとなる感じは薄いもののやはり90分のコンパクトな尺で人間の心のコアみたいなとこまで掘って描いてくれるから助かる。
引き気味の白黒の画がバシバシ決まってて特に朽ちた船の…
分裂症を初めて知ったのは「ガラスの城」。クソ怖い。分裂症って怖いけどすごく人間として描いてる上手い脚本だと思う。
虚言とか盲目的に何かを信じ込んでる様が中世の宗教的。病気を通して宗教への懐疑を描く。…
イングマール・ベルイマン監督"神の沈黙"三部作の第一作目。
スイスから帰国した作家である父のもとで、精神病を患う娘カーリンとその夫の医者、17歳の弟が共に過ごす話。
カーリンが神を幻視する姿を通し…
キレキレだな
映画を観るということは影を観ることなんだな海を観ることなんだな人間を観ることなんだなそう次々と思わされる
時間経過としての降雨
矛盾や葛藤や自己批判それらがあまりにも鋭すぎてずるさすら…
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