このレビューはネタバレを含みます
脚本、演出、音楽、役者すべてがハマってる。
ナポレオン・ウィルソンの名台詞しかない台詞が洒落ている。
「なぁ、タバコ持ってないか?」
「俺にとって時間は女みたいなもんだ、どれもとっても良くて、みんな…
ジョン・カーペンター監督作品では遊星からの物体Xの次くらいの傑作。
とある警察署に立て籠ることになった警察達と囚人達の長い一夜を、物凄い緊張感をもって描く。
とにかく襲ってくる奴らは人間なのに、没個…
JC映画のいいところは何と言っても監督が音楽も担当しているとこ!初期の作品ながらすでに音楽の良さは確立している感じがします。内容は警察と囚人が協力して敵を迎え撃つというものですが、舞台が警察署という…
>>続きを読む娯楽映画として、過不足が全くない。不必要なことは語らず、必要があればアクションで語る。
つくづくカーペンターは、観客の心理をうまく掴む人だと思う。停滞を察知すると、ポンと思い切りのいい展開を入れる。…
真っ黒な画面に赤い文字でクレジットが出るシンプルなオープニングとバックで流れるシンセサイザーがメインの音楽が、激渋い。
監督であるジョン・カーペンター自身が音楽を担当しているというんだから驚かされる…
体制側でも反体制側でもない一匹狼のアウトローを描くにあたってカーペンターはズバ抜けている。
尺が短く、所々安っぽいが音楽とキャラクターの魅力で十分誤魔化せている。
ギャングの大群が押し寄せるラ…